自家発電設備の点検について
非常用発電設備の点検等の基準について、詳しくご存知のない方が多いのではないでしょうか。本日は、そのあたりをご紹介します。 電気事業法、消防法、建築基準法において、各々の目的に応じた基準が定められています。以下の表の通りで […]
【非常用発電機の負荷試験】2種類の方法を解説します②
模擬負荷試験とは 模擬負荷試験では乾式ヒーター方式の模擬負荷試験機を利用します。 非常用発電機は施設内の設備と繋がっています。その発電機の系統を一時的に切り離し、専用の模擬負荷装置を繋げて負荷をかける試験方法です。 模擬 […]
【非常用発電機の負荷試験】2種類の方法を解説します
非常用発電機負荷試験の方法は、消防法により定められています。 模擬負荷装置、実負荷等により、定格回転速度及び定格出力の30%以上の負荷で必要な時間連続運転を行い確認する。 このように負荷試験には の2つがあり、法律上はど […]
非常用発電機の負荷試験(負荷運転)はエンジンやマフラー内部に堆積したカーボンを燃焼排出することでクリーンに出来る(劣化防止)
ディーゼルエンジンはエンジンの特性上、無負荷運転の場合はエンジン温度が上がらず、混合気が不完全燃焼を起こしやすくなります。 そうすると未燃焼物やカーボンがエンジンの燃焼室やマフラー内部に蓄積され、吸入・爆発・排気がスムー […]
非常用発電機の運転性能を点検するためには負荷試験(負荷運転)は欠かせません
年に数回、電気保安点検や消防点検を業務とする方々が、無負荷運転といわれる方法で非常用発電機の点検をしています。 無負荷運転とは?非常用発電機に負荷がかかっていない運転のことを指します。無負荷運転は非常用発電機が発電した電 […]
非常用発電機の負荷試験って6年に1回?⑤換気性能の点検は負荷運転(負荷試験)時ではなく、無負荷運転時に実施するように
非常用発電機が室内設置の場合、改正前までは換気性能を負荷運転(負荷試験)時に室内温度で確認していました。しかし改正によって、無負荷運転の時に、空気換気口や換気装置の確認をするように変更となりました。理由は、室内温度は外気 […]
非常用発電機の負荷試験って6年に1回?④原動機にガスタービンを用いる自家発電設備の負荷運転は不要
改正前までは、ガスタービンを原動機とする非常用発電機も負荷運転(負荷試験)が必要でした。しかし、改正によって、ガスタービンを用いた非常用発電機の負荷運転(負荷試験)は不要となりました。理由はガスタービンはディーゼルエンジ […]
非常用発電機の負荷試験って6年に1回?③負荷運転(負荷試験)および内部観察の点検周期を6年に1回に延長
改正前まで負荷運転(負荷試験)の点検周期は、1年に1回でした。しかし、1年に1度、予防的な保全策を講じていれば、運転性能に係わる性能を維持できることが確認できたので、点検周期を最長5年間まで延長できるようになりました。つ […]
非常用発電機の負荷試験って6年に1回?② 平成30年の改正点①負荷運転(負荷試験)の代わりとなる点検方法として、内部観察を追加
これまで非常用発電機が設置されている場所や環境などが理由で、負荷運転(負荷試験)の実施がむずかしい場合がありました。 負荷運転(負荷試験)の実施がむずかしい理由 そこで負荷運転(負荷試験)の代わりとなる点検方法として、今 […]
非常用発電機の負荷試験って6年に1回?
平成30年6月1日、消防庁によって非常電源(自家発電設備)の点検が改正され、消防予第372号として交付&施行されたので説明します。 改正ポイントは4点あります。 ①負荷運転に代わりとなる点検方法として、内部観察点検を追加 […]