なぜ正しい点検が実施されていなかったのか
1.停電出来ない
- 非常用発電機を発電させるには停電が必要。
- 長時間の停電状態での設備点検は困難で有る
為、空ぶかしの始動だけの点検が主流になっ
ている。 - 停電が出来ない施設の場合、臨時に発電機を
レンタルする場合があるが、非常にコストが
かかる。 - 2.模擬負荷試験機の存在を知らない
- 実負荷(実際の設備)では定格出力の30%
以上の負荷は困難。 - 発電機の定格出力とは、突入電流(設備の起
動時には大きな負荷がかかり通常運転以上の
電流が必要になる)の事を考えると、非常用
設備の合計の1.5~2倍の規定出力の発電機
を設置する。 - 3.正しい点検方法の認識が無かった
- 法令の点検要領に非常用発電機の定格出力
の30%以上の負荷が義務付けられている事
の認識不足。 - エンジンについての知識を持っていないの
で、点検の方法、意味について理解がされ
ていない - 解決策
- 模擬負荷試験装置を使用した低価格点検の提案
- 小型試験装置を開発。
持ち運び、設置や操作も簡単。全国へ普及します。
発電機に直接繋ぐので施設を停電させる必要があり
ません。病院やホテル。大型スーパーなど、営業中
に短時間で点検が終わります。
小型試験機の製造コストを抑え、点検作業は効率よ
く少人数で行うので低価格での点検が可能です。