非常用発電機の負荷試験って6年に1回?③負荷運転(負荷試験)および内部観察の点検周期を6年に1回に延長
改正前まで負荷運転(負荷試験)の点検周期は、1年に1回でした。
しかし、1年に1度、予防的な保全策を講じていれば、運転性能に係わる性能を維持できることが確認できたので、点検周期を最長5年間まで延長できるようになりました。
つまり負荷運転(負荷試験)の実施周期を6年に1回とすることが出来るようになったわけです。
予防的な保全策とは?
消防法で定められている非常用発電機の保全方法です。予防的な保全策の内容
- 1年に1度、予熱栓や冷却水ヒーター、点火栓やオイルポンプを確認する
- 定期交換部品を製造者が設定する推奨交換期間に合わせて交換する
予防的な保全策をおこなうことによって、非常用発電機のエンジンを良い状態で維持することができます。
しかし、毎年オイルや冷却水を交換する必要もありませんし、けっこうな費用がかかります。
ですので、次のような費用シミュレーションを業者へ依頼し、それぞれの施設にあった点検方法を検討されることをおすすめします。