非常用発電機には接続可能な消防設備と出来ない消防設備があります
消防法では火災による被害を最小限にとどめるために
不特定多数の人が集まる施設、一人で避難できない人が集まる施設(学校、病院、工場、百貨店、旅館、飲食店など)は防火対象物として消防用設備を設置を義務付けられています。
非常時(停電)には消防設備の動力源(電源)として、非常用発電機(自家発電設備)が活用されるわけですが
機械の特性上、接続できる消防設備と接続出来ない設備があります。
非常用発電機(自家発電設備)に接続できる消防設備
- 屋内消火栓
- スプリンクラー
- 水噴霧消火設備
- 泡消火設備
- 不活性ガス消火設備
- 不活性ガス消火設備
- ハロゲン化物消火設備
- 粉末消火設備
- 屋外消火栓設備
- 排煙設備
- 連結送水管
- 非常コンセント
- 総合操作盤
- 非常用発電機(自家発電設備)に接続できない消防設備
- 非常用発電機に接続できない自火報
- 自動火災報知設備
- ガス漏れ火災警報設備
- 非常警報設備
- 誘導灯
- 非常用発電機へ接続できない理由
- 非常用発電委は停電災害から、10~40秒(仕様により異なります)にて起動しますが、それでも自動火災報知や警報設備のように、
- 即時性の要求が高いものは蓄電池設備のほうが特性として即しており素早く起動できるものと定められています。
- だから非常用発電機に接続できないんです。