防災用自家発電設備の認証について

防災用自家発電設備の認証とは?

【認証と用語について】

消防用設備等の負荷を有する自家発電設備は、「自家発電設備認証委員会」において認証試験を実施しており、検査に合格したものには適合マークを貼付する方法をとっています。これにより認証適合のもので所定の適合マークが貼付されているものは設置後、所轄消防署等の自家用発電設備の構造および性能検査の一部を省略することができます。また、自家用発電設備の認証基準により(一社)日本内燃力発電設備協会が行う製品検査に適合する防災用自家発電装置の種類は次のとおりです。

1発電機メーカーT:東京電機
2エンジンメーカーQ:クボタ、M:三菱ふそうトラック・バス、D:池貝ディーゼル、H:日野自動車、K:小松製作所
3用途G:防災用・一般非常用
4タイプP:パッケージタイプ、C:オープンタイプ
5定格出力kVA(60Hz)
6シリーズL,LM,LT:3øシリーズ、LAS,LA,LTA:1øシリーズ、LHT:4P高圧搭載盤シリーズ
7キュービクルNS:普通騒音、2S:低騒音(85dB)、3S:超低騒音(75dB)
8冷却方式R:ラジエータ方式、W:放水冷却方式
  1. 普通形(U形)
    消防用設備等に附置する非常電源及び防災設備に附置する予備電源として認証基準に適合するもので、常用電源が停電した後自動始動し、自動的に電圧が確立して、40秒以内に負荷に電力を供給できるもので、定格出力で連続1時間運転できるものをいいます。
  2. 即時普通形(X形)
    消防用設備等に附置する非常電源及び防災設備に附置する予備電源として認証基準に適合するもので、常用電源が停電した後自動始動し、自動的に電圧が確立して、10秒以内に負荷に電力を供給できるもので、定格出力で連続1時間運転できるものをいいます。
  3. 長時間形(W形)
    前記1で、定格出力で連続して1時間を超え必要な時間運転できるものをいいます。
  4. 即時長時間形(Y形)
    前記2で、定格出力で連続して1時間を超え必要な時間運転できるものをいいます。