企業向けの災害情報システムの中でも、より早く、より多く、より正確な情報収集の場,SNS情報収集に対応した3つの災害情報システム①
企業向けの災害情報システムの中でも、より早く、より多く、より正確な情報収集の場として注目を集めている「SNS」。数ある災害情報システムの中でも、SNSでの災害情報の収集に対応した3システムを、それぞれの特性からどのようなシーンで生きるか調査しました。
店舗や工場、サプライチェーンの状況の正確な把握など、正確性とピンポイントさを重視した「事業継続」、安否確認などの防災サービスとの連携にすぐれた「防災対策」、とにかく情報収集を重視したスピード型「報道向け」をそれぞれ紹介します。
【一般企業】
BCP対策に重点を置いた災害情報システムなら Spectee Pro
BCP対策目的に向いている理由
- SNSや監視カメラで得た情報をAIと専門スタッフの目で確認するため、正確かつ必要な情報だけを素早く得られる
- 地図情報と関連付け配信しているため、局地的な事故や火事などの状況が把握しやすい
- 事業所や物流拠点などを登録しておくことで、周辺の被害状況を即座に把握できる
- 日本のみならず、世界中の情報を収集しており、海外で発生するインシデントを素早く覚知できる
Spectee Proの特徴
確実性と精度の高さで、必要な災害情報を迅速にお届け
「Spectee Pro」は、リアルタイムで集まるSNSやライブカメラなどの膨大な情報を、特許を取得したAI技術と専門スタッフの目によって、正確な情報を素早く配信します。
24時間365日監視・スクリーニングする体制が整っており、デマ情報を排除。地図表示機能によって、今どこで何が起こっているかということを瞬時に可視化できます。画像や動画によって現地の状況を確認することが可能です。
担当部署が複数ある場合は、メール配信機能で、登録したメールアドレス宛に通知される情報を確認しすることが可能です。 また、専用のスマートフォンアプリもあります。
直感的な操作が可能、災害現場の状況がわかる
「Spectee Pro」は、シンプルで使いやすく直感的に操作できるものです。細かいエリア設定や多角的な検索機能など自由度の高い設定が簡単にできます。
新着情報をAIアナウンサーが読み上げる機能は、担当者がパソコンの前に張りつく必要をなくし、重要な情報の見逃しを防止。地図表示機能は、SNSの投稿場所を特定して被害状況が俯瞰的に把握することで、後から被害状況の分析に活用できます。
「Spectee Pro」は、危機情報の収集、通知、可視化・予測ができます。
必要な危機情報を瞬時に収集
有事の際の初動対応に必要な「危機情報」をSNS投稿や気象庁データ、全国の道路・河川カメラから瞬時に収集できます。
拠点の周辺状況をリアルタイムに通知
拠点周辺で事象が発生するとメールやスマートフォンにリアルタイムに通知。ログイン中は音声アナウンスでお知らせします。
被害状況やリスクを可視化・予測
気象や交通情報などの事象を地図上に表示し、被害状況を直感的に確認可能。またあらゆるデータを分析しリスクを予測します。
Spectee Proの導入事例
情報の網羅性とデマ排除が魅力
災害時の情報収集手段として、情報の網羅性とデマを排除する点に魅力を感じ、「Spectee Pro」を導入しました。リアルタイムに投稿されるTwitter、InstagramやTikTokなど複数のSNS情報から正しいと判断したものだけを表示してくれます。
令和2年の7月豪雨の時には、「Spectee Pro」でキャッチした情報を利用して、被害状況の確認や必要な連絡先を県の公式Twitterを使って伝えるなど、複数の救助に活用できました。
現地の情報が見られるのが便利
災害発生時の情報収集は、電話がメインで、他は現場に行って録画した動画を見て確認するなど、手間と時間がかかるものでした。「Spectee Pro」を導入することにより、タイムリーなSNS投稿による情報をAIと人によってデマを排除した、正確な情報で迅速に状況把握できるようになりました。
読み上げ機能があるので、他の業務をしていても情報を逃すことがありません。支援物資を送る際に、現地情報が得られるのも便利です。
地図機能で細かい指示がしやすく
速報性が高く、AIの解析によって数ある投稿から無駄を排除して情報を得られるということで導入。また、地図機能が優秀で、第一報は口頭で場所を聞くことが多く、土地勘がないと対応が難しいため、場所をひと目で確認できるのはありがたいです。現在では火災や大規模の事故を想定し、主要な幹線道路などの状況確認にも使っています。